タートルズのレジェンド、
九桜氏のプレーを見たからだ。
彼は観察眼を生かして、
球をよく見るようになった。
そのおかげで守備力が一気に向上。
打撃面でも相手投手を観察し
「相手投手が一番嫌がる打撃方」を考えた。
15歳の時、作詞学院に入学。
高い守備力に
粘り強くいやらしい打撃。
高校野球の注目の的となった。
2015年、ドラフト会議に出席。
入りたかったタートルズと
その年最下位に沈んだモンキーズの競合。
モンキーズが交渉権を獲得し
ドラフト1位で入団した。
守備力と粘り強さはプロでも通用した。
2018年にはクロウズから
トレードで設楽が入ってきたが
スタメンは全く危うくなかった。
しかし彼に悲劇が起こる。
2020年の2月10日、交通事故に巻き込まれ
2021年は全休。
2022年にチームに戻るも
スタメンは設楽に奪われていた。
しかし中川晴政は諦めない。
彼はそういう男だ。
まず彼は自分が事故にあって変わった点を探った。
そしてそこを中心に練習に励んだ。
まず戻ったのは守備力。
次に粘り強さも戻った。
しかし前ほどヒットが打てない。
彼は少なからず焦っていた。
しかし彼は諦めない。
毎日欠かさずバットを振った。
そして迎えた今年の開幕戦。
中川は7番ショートで先発出場。
猛打賞の活躍に
チームを勢いづける好プレー。
11−0というスコアの立役者になった。
観察眼は選手たちにも役立っている。
チームメイトの不調や
調子のいい選手などを観察する。
次期キャプテンや後の監督など
ファンの間では色々噂されている。
今シーズンの彼の成績は
.268 2本塁打 48打点だった。
観察眼冴える次期キャプテン候補は
日々の試合で勢いをつけ続ける。