と言われるほど頭が切れた。
しかし彼は受験することは
絶対に嫌だと言った。
彼は「頭のいい人は少なからず威張ってる」
と思っていたらしい。
彼はいつでも謙虚でいた。
彼はある日のニュースで
竹山氏(当時のファルコンズの中継ぎ)
の投球を見て野球に目覚めた。
用具の手入れをきっちり行い、
仲間への配慮も忘れない。
投球でも申し分なく
高校野球時代にはキャプテンになるなど
誰にでも優しかった。
彼は2015年、エレファンツに
ドラフト1位で入団。
投手のドラフト1位指名は
エレファンツでは珍しかったらしく
「こいつは将来すごくなる」と言われていた。
エレファンツでは先発から抑えまで
どこでも簡単にこなすことができた。
しかし彼はだんだんと
野球を好きではなくなってくる。
というよりも彼はエレファンツの野球が
彼の肌に合わなかったそうだ。
彼は連打で地味に得点する方が好きだった。
そっちの方がいいピッチングができそう。
彼は2023年、1億円+出来高という
好条件を提示されるも
FA宣言。
ネット上では「♯湯川FA」がトレンド入りするほどの
かなりの騒動になった。
彼は多くのチームからオファーが来たが
憧れだったモンキーズに入団。
そのチームの野球は
彼にとっては楽しいものだった。
それにより彼のピッチングにも変化が。
多くの球種のキレが増した。
そして今年。
最優秀中継ぎに匹敵する
ホールド数を記録。
野球を楽しめるようになった彼の
更なる飛躍は見られるか。