母がスマホで見ていた
野球中継を見る。
彼は野球に一目惚れ。
しかし彼は冷静になった。
ただがむしゃらにやるのでは意味がない。
彼はまず投手を嫌がらせる
打ち方のスタイルを考えた。
彼はまず気付いた。
粘られたり走られたりすると
スタミナを削ってしまい
投手にとっては厄介だ。
なので彼は走力と巧打力を磨いた。
それと初球から積極的に狙われると
相手投手は投げにくいと思い
初級を積極的に振るようにした。
その結果、高校時代には
彼は巧打力と走力と
積極性を兼ね備えた
プロから注目される選手になった。
そんなこんなで2017年
ドラフト会議に出席。
その年の注目は
甲子園優勝投手になった雑賀(現隼)と
二刀流として注目された南方(現鮫)だった。
雑賀が4球団、南方が3球団競合。
残ったエレファンツは伊達を指名し
ドラフト２巡目へ。
なんとシャークスは仁科を指名した。
彼はドラフト2位で鮫入り。
やはり超弱小野手軍団の鮫の中では
守備力に不安はありながらも
即スタメン入り。
巧打力と走力で
1年目から大活躍し
新人王候補にもなった。
そんな彼は2024年、
チームの勝利について考えて
練習をした結果、
繋ぐ打法、いわゆる
「マシンガン」を習得。
1番生駒が塁に出て
2番仁科がそれ続く
この流れが出来上がった。
今シーズンの彼の成績は
.281 4HR(うち初級が3つ) 83安打だった。
ヴェラサザゲイナーの通訳も務める彼が
もっと勝利に貢献することを願いたい。