打順選手名 守備ミート メモ
1番

モンキーズ最年長、

2番

今や42歳で

3番

若手の精神的支柱にもなる

4番

井上翔也。

5番

去年の9月18日、

6番

優勝が決まった途端に

7番

彼は涙を流し

8番

友にメッセージを届けていた。

9番

その友とは、誰なのか…。

<チーム紹介>

 井上翔也の親は井上武也。1990年代ごろに野路間氏とともにクリーンナップを担い「ノジウエコンビ」や木下氏を含めて「ノジウエノシタ」などと呼ばれて恐れられた。
 その息子の翔也。家族ぐるみでの付き合いのあった野路間と井上。家も近かったため、野路間の息子である和希と翔也は幼馴染だった。幼馴染にして好敵手。小学校低学年の時から親から野球を教わって切磋琢磨し、中学生の時にはシニアリーグで共に野球をして「ノジウエJr.次世代継承」と噂され「ダイナマイト野球史上最高の家系」とも言われた。
 そんな16歳の時。高校に進学した翔也と和希は普段通りに野球をしていたが、突然和希が座り込み「しんどい」と言い出した。不安になった井上が親に断って病院に連れて行くと、白血病と診断。井上は野球の練習をしながらもあまり手がつかないことが多く、和希のお見舞いに毎日行った。
 しかし2000年の春。和希の容態が急変。17歳でこの世を去った。
和希は遺言で井上にこう残した。
「お前が...もしプロの...世界で...活躍...して...くれる...の...なら...俺は...安心して...逝ける...よ...。俺を...安心させて...くれる...かな...?」
井上は和希の手を強く握り、こう言った。
「もちろんだ和希!お前は天国で、安心して俺を見てろよ!俺、頑張るから!」
和希は微笑むと、息を引き取った。
 井上は燃えた。ネット上では「ノジウエJr.次世代崩壊」や「井上Jr.指名漏れ」と言われていたが、井上は社会の動向など気にしないまま独立リーグに進み2007年にドラフト2位指名で入団。1年目から代打として出場、7年目にはスタメンに名を連ねるようになった。
 しかし年齢的にも厳しくなってくる。若手の台頭によりスタメン崩壊、代打でも三振が増えた。しかし昨シーズン、モンキーズがマジックを一桁代にできるチャンスの日。代打出場した井上は久々のホームランを放ち、勝利を決めた。
 優勝が決まった9月18日、涙を流しながら報道陣の前に姿を現した井上はこう言った。
「やっと、安心してもらえたかな。でも、まだ引退はしない。見てろよ、和希。」

Posted by 鳴尾浜 / No.23272 / Date 2026-02-23 14:04:36

コメント (1)

近藤二世 - 2026-02-23 21:25:35

あなたが投稿した数々の選手物語をすべて見せてほしいです!!お願いします

名無しさん